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海苔の旬はいつ?
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海苔は一年中手に入りますが、実は12月が旬。最初に摘まれた海苔は「一番摘み」と呼ばれ、柔らかく風味が良いのが特徴。
だいたい11月~12月ごろに摘まれるものが「新海苔」として店頭に並びます。
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おいしい海苔の選び方
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海苔は産地によってそれぞれ特徴がありますが、当社で扱っている三河湾で採れる海苔は、香りが高く味・口どけのバランス良いのが特徴。おいしい海苔はツヤがあり深い黒、焼き海苔だと深い緑を帯びたのものがいいとされています。
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海苔の保存方法
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海苔は湿気ると風味が落ちてしまうので、密閉容器にいれて冷暗所で保管します。長期保存の場合は冷凍保存がおすすめで、常温になるまで待ってから取り出します。湿気た海苔はだんだん紫色に変色してきますので、できるだけ早めに召し上がっていただくのが一番です。もし湿気てしまった場合は佃煮にするとおいしく召し上がれます。
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海苔の炙り方
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焼き海苔であれば一度炙ってありますのでそのままでも美味しく召し上がっていただけますが、ご家庭で食べる直前に軽くあぶるとより一層風味が増して美味しくなります。
ガスコンロで炙る場合は網などを置いて遠めから乾燥させるように炙ります。炙ると少し緑色になってきた位が目安。炙りすぎると苦くなるので注意してください。
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冬茹(どんこ)と香信(こうしん)の違い
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椎茸には大きくわけて冬茹(どんこ)と香信(こうしん)があり、傘が開ききっていない肉厚のものが冬茹になります。逆に開いているのが香信。さらに開くと上バレとなり、冬茹と香信の中間の香茹(こうこ)というものもあります。
名前は違えどすべて種類は一緒の椎茸で、開く度合いの違いで名称が変わっています。
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おいしい干し椎茸の選び方
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おいしい干し椎茸の選び方は、カサの裏側が黄色っぽいものがよく、古くなると赤みを帯びてきます。肉厚でカサが開きすぎていないものを選ぶのがポイント。
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干し椎茸の保存方法
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干し椎茸は、缶や瓶などの密封できる容器に入れ、乾燥剤などを入れて保存しましょう。天気がいい日などに天日干しすると乾燥させられるだけではなくビタミンDの量も増えて一石二鳥です。
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椎茸を食べる時のひと手間
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干し椎茸は紫外線にあたるとビタミンDが増加します。椎茸に含まれているエルゴステロールという物質は、紫外線にあたるとビタミンDに変化します。だからビタミンDを多く摂りたい時は、椎茸を天日干しにしてからお料理するのが一番。干し椎茸は、天日干しにするとそのままの約1,000倍にもなります。
干し方は、カサの裏の方を上にしてザルなどに並べ、風通しのよい場所に数十分~1時間ほどつるしておくだけ。天日干しで増えたビタミンDはしばらくすると元に戻ってしまうので、調理する前に干すのがおいしく栄養を摂るコツです。